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二人三脚で理想を高め合うこだわりの家づくり 2

いざ家が完成してみると、思っているものと違った。

こうしておけば良かった。違うものを選んでおけば良かった。

家づくりの失敗談としてよく耳にする話です。


設計時の打合せは、1/100や1/50などの縮尺で描かれた図面での検討が中心になります。しかし、お客様は、この縮尺に慣れていないため、スケール感が掴めていないことが多くあります。スケール感を掴めていないままでは、想像と違うものができてしまうことになりかねません。


そこで、丸櫻建成では、現場段階で「おさらい」の打合せを行うようにしています。「おさらい」の打合せとは、設計時1/50などの図面で検討してきたことを、現場の1/1のスケールで、実際の大きさや距離を確認し、イメージとリアルのズレをなくしていく作業になります。


「おさらい」の打合せの具体例をご紹介します。

一つ目の例は、コンセント・スイッチです。配置を1/50などの図面で検討しても、近すぎたり、遠すぎたり、判断はなかなか難しいものがあります。そこで、お客様には、現場で生活のシミュレーションを行ってもらい、間違いないか「おさらい」をして頂くようにしています。


二つ目の例は、仕上げのもの決めです。設計時に材料の選定を行いますが、現場でも最終確認を行います。外部であれば日光、室内であれば照明によって、見え方は大きくことなります。日影などの敷地の条件によっても、見え方は左右されるため、できる限り現場でサンプルを並べて、もの決めを行うようにしています。


次の2枚の写真をご覧ください。外壁サンプルの検討時の様子です。


山形 天童 丸櫻建成 相性の良い担当者 打合せ現場 タイルの見え方

上の写真が、事務所の打合せテーブルでの見え方になります。下の写真が、屋外での見え方になります。2枚を比較すると、色や陰影が異なることがお分かり頂けるでしょうか。

外壁ですので、下の屋外での写真が正しい見え方になります。外壁の材料を、室内で決めてしまうことは、イメージと異なるものができてしまう可能性があるので、避けなくてはいけません。


このように、設計段階で打合せは終わりではなく、現場に入っても「おさらい」の打合せを行い、イメージとリアルのズレをなくすようにしています。完成する前に一つ一つ丁寧に確認ができていれば、安心して完成を待つことができます。

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